保護者ができるキャリア教育
一番身近なキャリア教育者
毎年、何百人もの大学生さんたちにキャリアカウンセリング や 就職支援セミナー、キャリア授業などで接していて思うのは、一番身近なキャリア教育者は親御さん(保護者のみなさん)だと言うことです。
大学3年生や大学院1年生になって、
就職へ向けて、まず私が取り組むことは、決して難しいことではなく、”当たり前”のことなんです。
その一番が、挨拶(あいさつ)。
本来であれば、20歳を超えた”オトナ”に、あれこれ言うようなことではありませんよね。
決して難しいことではないのですが、
「挨拶する」と言うことに慣れていない学生さんが少なくありません。
そう、”慣れていない”のです。
かつて、私が子どもの頃は、お菓子ひとつ買うにしても、お菓子屋さんのおばちゃんと会話をしなければ買うことはできませんでした。そして、挨拶も、お店へ入った時・出る時、当たり前のように交わしていました。
しかし、今は、
コンビニエンスストアやスーパーマーケットで、会話を交わすことなく買い物ができてしまいます。挨拶しなくとも、何も言われることもありません。
挨拶に限らず、子どもの頃からの習慣づけ。
それができるのは、保護者のみなさんです。
人としての基本的なこと。
それを担う大切なキャリア教育者。一番身近なキャリア教育者。
それが、保護者のみなさんです。
よろしくお願いいたします!愛するお子さんの将来のために・・・!
キャリアカウンセラー木村典子